David Garrett The Early Years (5CD)

デイヴィッド・ギャレット／アーリー・イヤーズ（５ＣＤ）

現在はクロスオーヴァーの世界で活躍するデイヴィッド・ギャレット[1980- ドイツ]は、もともとはクラシックのヴァイオリンの神童として知られた存在でした。ギャレットは13歳のときにドイツ・グラモフォンと契約し、アバドやプレトニョフらと共演して、17歳までに5枚のクラシックのアルバムを制作しています。
　その後、ジュリアード音楽院入学のために渡米してからはクロスオーヴァーの世界に転身、数多くのベストセラー・アルバムをリリースしてきたギャレットは、現在ではロック系の凄腕ヴァイオリニストとして世界的に有名になっていますが、その原点はクラシックにあったことを確認できるのが、ドイツ・グラモフォンへの一連の録音です。
　今回、ギャレットが主演する映画『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』の公開を記念し、ドイツ・グラモフォンでは、それら5枚のアルバムをまとめたボックスセットをリリースすることとなりました。
　参考までにそれぞれのディスクのかつてのジャケット画像を表示しておきます。（ＨＭＶ）

【収録情報】

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Disc1
1.　ベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』
2.　J.S.バッハ：無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
3.　モーツァルト：ヴァイオリンのためのアダージョ ホ長調 K.261

　デイヴィッド・ギャレット（ヴァイオリン）
　アレクサンドル・マルコヴィチ（ピアノ：1,3）

　録音時期：1993年11月
　録音場所：ポリング、ビブリオテークザール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

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Disc2
1.　モーツァルト：ヴァイオリン協奏曲第7番二長調 K.271a
2.　モーツァルト：ヴァイオリン協奏曲第4番二長調 K.218
3.　モーツァルト：ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調 K.454

　デイヴィッド・ギャレット（ヴァイオリン）
　イタマール・ゴラン（ピアノ：3）
　ヨーロッパ室内管弦楽団（1,2）
　クラウディオ・アバド（指揮：1,2）

　録音時期：1995年3月（1）、1994年1月（2）、1995年4月（3）
　録音場所：ベルリン、フィルハーモニー（1）　フェラーラ、テアトロ・コムナーレ（2）　ミュンヘン、ヘルクレスザール（3）
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

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Disc3
・パガニーニ：24のカプリース Op.1
（シューマン編曲によるピアノ伴奏付き　第1-23曲）

　デイヴィッド・ギャレット（ヴァイオリン）
　ブルーノ・カニーノ（ピアノ）

　録音時期：1996年6月
　録音場所：スイス、ティボール・ヴァルガ・ファウンデーション・スタジオ
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

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Disc4
・チャイコフスキー：ヴァイオリン協奏曲二長調 Op.35
・コーヌス：ヴァイオリン協奏曲ホ短調

　デイヴィッド・ギャレット（ヴァイオリン）
　ロシア・ナショナル管弦楽団
　ミハイル・プレトニョフ（指揮）

　録音時期：1997年10月
　録音場所：モスクワ音楽院大ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

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Disc5　『１４（フォーティーン）』
・パガニーニ：ラ・カンパネラ（ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調 op.7〜第3楽章）
・タルティーニ：ヴァイオリン・ソナタ ト短調『悪魔のトリル』
・ドヴォルザーク：ユーモレスク
・シューベルト：アヴェ・マリア
・クライスラー：前奏曲とアレグロ (ガエタノ・プニャーニのスタイルによる)
・チャイコフスキー：6つのロマンス Op.6より第6番『ただ憧れを知る者だけが』
・ヴィエニャフスキ：『ファウスト』による華麗なる幻想曲
・クライスラー：愛の悲しみ
・エルガー：気まぐれ女 op.17
・ブルッフ：コル・ニドライ op.47

　デイヴィッド・ギャレット（ヴァイオリン）
　アレクサンドル・マルコヴィチ（ピアノ）

　録音時期：1995年4月
　録音場所：ミュンヘン、ヘルクレスザール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）